Tournament article

プロ初の予選落ち確実の桂川有人「あぐりさんには頑張って欲しい」

最後の18番では右手前のバンカーからみごとな寄せワンを見せたが、2日間で通算10オーバーまで落としたスコアはもう動かせなかった。

 桂川有人(かつらがわ・ゆうと)の決勝ラウンド進出は絶望的。2020年のプロ転向から数えて16戦目で初の予選落ちが確実となった。

 

今季は「全英オープン」の出場資格を獲得した1月の「SMBCシンガポールオープン」の2位から快進を続けて初優勝を達成。

 現在、賞金1位を走るが、「今週はちょっと…上手くいかなかったです」と、いつもの笑顔は作ったが、さすがに肩は落ちた。

 

3週前にも優勝争いした「アジアパシフィック ダイヤモンドカップ」(2位T)を観戦し、桂川のファンになったとまた応援にきてくださった方にもサインをしながら「ごめんなさい…」と、申し訳なさそうだった。


 

プロ2季目。これだけの連戦は初経験で、しかもほぼ毎週のV争い。

「正直、疲れがちょっとピークで。クラブを振るのも嫌がっているくらいの感じです」と正直に明かしながら、「疲れだけじゃないですね。技術も、集中力もなかった」と、反省し「今週はメジャーで、優勝したい試合のひとつ。成績を残したかったけど…。来年またリベンジですね」。

 

第2ラウンドは、雷雲接近からの日没順延となり、暫定ながら首位を走る岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)は日大の1年先輩だ。

「とにかくすごく優しくて、一緒にいたらすごく心地いい人なんですけど、ゴルフはすごく努力家で、あぐりさんが頑張る姿勢を見て僕も頑張ってこられた」と、回想する。

 

お互いに、まだ試合に出られなかったときには桂川が高校時代を過ごしたフィリピンで、よく一緒に合宿もした。

「僕も、あぐりさんと一緒に頑張りたかったのですごく残念です」と、改めて自身の予選落ちを悔やみ、「あぐりさんには本当に頑張って欲しいです」と、全力応援してコースを出た。

関連記事