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2週連続Vがかかる桂川有人へ「トランキーロ、あっせんなよ」

先週の初優勝で、大きな反響があった中でも、桂川有人には何が嬉しかったって、メディアを通じてあの内藤哲也さんからお祝いのメッセージが届いたこと。

 

「いや~、もう、内藤選手らしくて嬉しかった」と喜ぶ一方で、申し訳ない気持ちも少し。

 

大のプロレス好きが、1差で逃げ切った18番ホールで拝借したのが、内藤さんがリングでよくする決めポーズ。

 

左手で自分の目をこじあけ堂々と、右拳を突き上げたつもりが、「新人の僕が、ゴルフとは関係ないことをやって良いのかという気持ちと、内藤さんのポーズを勝手にやって良いのかなという気持ち」と、2つの理由でちょっぴり中途半端なものとなってしまった自覚はあった。

 

内藤さんの祝福コメントの中にも「次は恥ずかしがらずに堂々とやって」というような下りがあり、「盛り上げたい気持ちはみなさんと同じ。自分では、自信を持ってやったつもりでしたが気を遣ってしまったのが、そう見えてしまったのかも…」と恐縮し、「やってもいい、という内藤さんのメッセージでもあると思いますので。次は堂々と」。

仕切り直しの2勝目を約束した。

 

今大会は、アマ時代(2019年)も含めて4度目の出場で、ほか「中部オープン」などでもラウンド経験があるといい、難攻不落と呼ばれる和合について、「飛距離というコースではない。攻めるか、刻むか、どうやって刻むか。その辺の駆け引きが大事」と、心得る。

 

先週は、内藤さんが所属するプロレスラーユニット名にも由来する「制御不能」のゴルフで24アンダーまで行ったが今週は、やはり内藤さんがよく使う、スペイン語の決め台詞「焦るなよ」を意味する「 “トランキーロ”で!」。

ゴルフスタイルは変えても“内藤魂”は継続中。

 

中学卒業後にフィリピン留学するまで地元・愛知県清須市で過ごし、今大会は小学3年時に初観戦。石川遼らトッププロの豪打に感動した思い出のトーナメントだ。

 

初Vからの2週連続優勝なら日本人としては、1973年のツアー制度施行後初の快挙。

「ここで2週連続優勝できたらうれしいですし、地元も盛り上がって喜んでくださると思う。達成してみたい気持ちはあります」。

 

先週の1勝だけで錯覚をしないよう、「自分をコントロールして、なるべく今の自分を変えないように」と、自制しているそうだが、2勝目を狙う気持ちはやはり「制御不能」でありたいものだ。

 

今年1月の東京ドーム観戦で購入。内藤さんと新日本プロレスのキーホルダーがお守りです

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