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ニックネームにこだわる桂川有人「オリジナルを考えたい」

7月に控えた初メジャーに向けても試金石の1日となった。

プロ2季目の桂川有人(かつらがわ・ゆうと)が強風下で1アンダーで堪えた。

 

「寒さもあって、風を受けているだけでも疲れました。タフな条件で、今日は耐えることだけ考えてゴルフをしました」。

 

風を意識するあまり、出だしでいきなりダフるミスショットもあり3番ではボギーが先行。

8番では、風に大きくもっていかれる場面もあったが「フィリピンも今日くらい風が強かったので。なんとか修正して、アンダーパーで回ることができた」と高校3年間を、フィリピン留学で過ごした経験を生かした。

 

今年1月の「SMBCシンガポールオープン」で2位につけ、7月にセントアンドリュースで開かれる「全英オープン」の出場権を獲得した。

 

「今日みたいな風で、地面はもっと硬くてと、今日はそれを意識しながら回っていました。そういう意味でも今日は良いスコアで上がりたかったので、上出来ですね」。

 初出場の国内初戦を通算2アンダー、9位タイでの予選突破に、及第点を出した。

 

新体制の選手会で、報道陣に選手のニックネームを募る企画は、一緒に事前の練習ラウンドをした際に、選手会長の谷原秀人から直接聞いた。

 いつも優しく相談に乗ってくれる頼れるアニキからは、「かっちゃん」のあだ名を提案されたが「ちょっと考えさせてください」と、留保。

 

中学時代に初めて観たプロレスに心酔し、今も足しげく観戦に通う。

「体を張って頑張っているのを見ると、勇気や刺激をもらえる。技の名前やニックネームをつけるのも上手いし、僕もゴルフでそういうふうに思ってもらえたらいいなと思う」と、エンターテナーの面でも大いに参考にしている部分があるという。

 

昨季の賞金ランクで3位につけたABEMAツアーのインターネット生中継で、バーディを獲るたびに、レインメーカーこと新日本プロレスのオカダ・カズチカさんの決めポーズを披露。

「石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」での初優勝時も関係者にとても喜ばれたそうだが、「あれはあくまで物マネなので…。今度は自分のオリジナルを考えたいな」。

 

レギュラーツアーでの初優勝時を見越して思案中だ。


優しい顔ですが、意外と格闘好きです

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