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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE 2021

人生初コンタクトレンズ効果が絶大の坂本雄介

首位と1打差の5アンダー4位タイからスタートした坂本雄介は5バーディ、ノーボギーのほぼ完璧な内容のゴルフを展開し、通算10アンダーとしてトップタイに浮上した。
「1ヶ月くらい前からティショットがかなり安定していて、それでセカンドショットでは無理する必要がなくなって、結果的にチャンスに多くつけられたのが良かった要因かと思います。福島オープンの時から新しいドライバー(プロトタイプ)を試し始めているんですが、これが良いんです。今日のような雨の日でもボールが滑らず、強い球が出てくれるんです。そういう面でも安心してティショットを打てているのは大きいですね」。
好調の要因は新しいドライバーの他にもう一つある。坂本自身、人生初となるコンタクトレンズを今週初めて着用して試合にのぞんいる。
「今までもコンタクトレンズを作ろうとした事はあるんですが、角膜の問題なんかで作ったことがなかったんです。ただ、最近は本当に雨も多いし、結構ストレスになっていたので、眼科で検査をしなおして作れることになりました」。
坂本は「こんなにはっきり見えるんですね!」と感動すらおぼえた様子で、気持ち良くプレーができていると話す。ただ、人生で初めてコンタクトを作った坂本にとって、難関は朝の装着するときだ。
「昨日は1時間15分かかりましたけど、今日は10分でした。まだ外すときも時間がかかるんですよね」。
明日の最終日も雨予報だけに、コンタクトレンズの効果が発揮されるのは間違いない。装着するのに時間がかかりすぎて、くれぐれも遅刻しないように。

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