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カシオワールドオープンゴルフトーナメント 2019

金谷さんが目標! 杉原大河さんがベストアマを獲得

「大河」の「タイガ」はちょうど最盛期を迎えていたタイガー・ウッズに心酔したお父さんに命名された。

2週前の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で東北福祉大3年の金谷拓実さんが、史上4人目のアマVを達成したが、その1カ月前にレギュラー二部のAbemaTVツアー「石川遼 everyone PROJECT Challenge」で同ツアー史上3人目のアマVを飾ったのが、1学年後輩の杉原大河さんだ。

先輩にまけず劣らずの実力者と思うが、「金谷さんが勝っても誰も驚かない。優勝しておかしくない実力の持ち主だが、僕はまだまだ、到底追いついていない。この試合で、近づけるように頑張りたい」と杉原さんは謙虚にさっそく今週は、6人出場したアマのうち、唯一の決勝ラウンド進出。

ドライビングディスタンスは4日間平均299.13ヤードを記録して、9位に。
「このコースは僕の武器を最大限に生かせる」と持ち味を発揮。
前週には、「日本学生選手権」で優勝。マッチプレー方式の決勝戦で「当たったらまずいな」と杉原さんが内心、恐れていた金谷さんは準々決勝で敗退しており、一騎打ちを回避し安堵。
「でも、ベスト16に残ったのはすごい人たちばかり。勝てたのは嬉しかった」と自信を深めての、高知入りだった。

プロの試合で、自身3度目のベストアマを獲得したが、スコアは6位タイで好発進した初日の4アンダーのまま伸ばせず。最終順位は53位に終わった。
「初日を継続したかった。金谷さんが目標だったが、あの人がいかにすごいか今回、本当に分かりました。もっと練習しないといけない」。
史上4番目にプロの試合を制した偉大な先輩を目標に、偉業の連鎖を作りたい。

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