栃木県芳賀郡あるロイヤルメドウゴルフ倶楽部を舞台に『石川遼 everyone PROJECT Challenge』が開幕した。朝から晴天に恵まれたものの、午前中はやや強めの風が吹く難しいコンディションとなり各選手がスコアメイクに苦しんだ。そんな中で好スタートを切ったのはアマチュアの杉原大河さん。６バーディ、２ボギーの４アンダー68でラウンドし首位タイの好スタートを切った。
「風が強くて、その中でのラウンドとしてはスコア的には良かったんですが、もったいないミスもあったので、明日に課題が残るラウンドだったかなと思います」。
杉原さんが掲げる課題とはパッティングだ。しっかり打ててはいたものの、ラインの読みが微妙にずれて、チャンスを逃す場面があった。それでも後半は徐々に対応し始めて、あがりの５ホールで４つのバーディを奪うなど見事にアジャストさせてきた。
「まだ明日で優勝が決まるわけではないので、明日も落ち着いてプレーできたらと思います」。
2019年に優勝した時と比べて、今年のコースはフェアウェイが狭く、ラフも長く、さらにグリーンも硬くなっているという杉原さん。コースコンディションは厳しくなっているが、杉原さん自身のレベルも２年前よりも確実にレベルアップしている。明日以降もどのようなプレーを見せてくれるのか注目したい。

• 石川 遼