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日本オープンゴルフ選手権競技 2019

ラグビーワールド杯もお楽しみ! アダム・スコットが2年連続5度目の出場

13年のマスターズ覇者で、14年には世界ランク1位に。米ツアー14勝、欧州9勝。豪の雄が今度こそ、日本一のタイトルを獲りに来た。アダム・スコットが84回の日本オープンで、2年連続5度目の挑戦をする。

初出場の14年大会(千葉CC)は38位タイだった。
15年(兵庫六甲国際GC)が、もっとも最上位で7位。
16年(埼玉・狭山GC)は予選落ち。
昨年の18年(横浜CC)は、50位タイ。

「今までの日本オープンは、シーズン終了後の出場。休みボケの状態で、難コースに挑むというのはなかなか難しいものがありましたが今年はスケジュールの変更もあって、今までより準備が整った状態で、臨めると言えます」。
18ー19シーズンは優勝こそなかったが、2位が2回。
2週前まで米ツアーでの調整も済ませて、「今年は安定した成績を残せている」と、自信を深めて来日だ。

会場の古賀ゴルフ・クラブは、6817ヤードと距離はないがその分、ラフが深く、待ち受ける砲台状のグリーンは、面積が小さい上にスピードが速く、うねる。
「どの選手にとってもパーオンすることが、チャレンジになる」。
前日火曜日のプロアマ戦でコースを回った際には、1Wでのティショットは1回にとどめた。
「今年の難コースはアイアンショットでしっかりとフェアウェイを捕らえることが大事」と、17日からの本戦の方針も定まった。

2年前まで米で戦っていた石川遼との再開にも喜んだ。
「リョウとは08年のプレジデンツカップ(米と世界選抜対抗戦)で一緒に戦って以来の友人なんだ。今年の活躍にはおめでとう、と。あとは体が凄く大きくなったね、と」。
今季は自身初の連勝もあり、目下日本ツアーで賞金2位につける”旧友”と、久しぶりにそんな話をしたという。

来日のたびに、日本のジュニアをコースに招いて交流会を開くなど、38歳は育成にも熱心で「僕も、若い選手の成長を見ることが楽しいと思う年齢になったよ」と、苦笑。初日は東北福祉大3年の金谷拓実さんとのラウンドも、心待ちにしているという。

次週の「ZOZOチャンピオンシップ(10月24日〜27日、千葉県・習志野カントリークラブ)」を含めて2週間の滞在はラグビー・ワールド杯の真っただ中。
「他の選手たちも、期間中に日本に来られることを、楽しみにしているようだ」と、自身も例外にもれず、日本代表の初の8強入りには「僕も興奮している」と、敵の活躍を讃えながらももちろん、一番気になるのは母国の活躍。
「週末には大事なイングランド戦がある。僕が日本にいる間も豪代表が勝ち続けてくれることを、願っている」と、ゴルフ以外のお楽しみも盛りだくさん。

数ある来日の中でも、コースがある福岡県は、初めての訪問という。高校時代の友人が住んでいるそうで「今週、ご飯を奢ってくれないかな?」。今週は福岡で、イベント尽くしの4日間になりそうで、端正な頬も自然と緩む。
  • 今年も火曜日に開いたヒューチャーセミナー。アダム・スコットプレゼンツ。55人の地元福岡のジュニアが参加して中身の濃い質疑応答を繰り広げた

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