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日本プロゴルフ選手権大会 2018

初日の男?! 中島徹は今度こそ、最後まで!!

昨年も、賞金ランクは84位に終わって取り損ねているから、初シードはまだ。それでも、たまに顔を出すと、初日に決まって周囲を驚かす。

「こうやって飛び出すのは今回で3回目」。
初めて本格参戦を果たした昨年は、まず6月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」で、初日にトップに立った。

さらに11月のHEIWA・PGM選手権」でも初日首位。「お世話になっている方や家族、所属コース(長野県・信濃GC)だったり。評判いいので。見てもらっていると感じる。参加している限りは“ああいうヤツいたな”って。そういうので目立っていきたい」。
前半は6番のイーグルなど、一気に4つ伸ばしてその気になると、上がりのピンチもしっかりしのいだ。

「18番は、僕の距離では行くわけないのにティショットを池に入れた」。おそらく、マンホールのフタか何かに当たった。打ち直した3打目はバンカーに入れたが、バンカーから2.5メートルに寄せてしのいだ。
午後から後半スタート組に飲み込まれたが、中島がコースに出た午前組の中ではまんまとまた、初日から暫定の首位に立ち、いっときスコアボードを賑わせた。

今年、ツアーはフル参戦の資格はないが年始から「ほとんど休みがない」。
13年から“主戦場”のフィリピンツアーでも、まだ頑張っている。海外2戦目のミャンマーから3連戦をこなすと、チャレンジトーナメント改め「Abema TVツアー」を挟んで、ハワイでは、上位2人の狭き門は突破できなかったが「ゴルファーであれば目指していきたいところ。出られる環境にあるならば」と、“国内最終予選”につながる全米オープンの1次予選にも挑戦した。

国内外で貪欲に経験を積みながら、今年こそ日本での初シードももちろん、目指していく。「いろいろ経験させてもらっているので、結果を出したい。週末には家族も見に来る。残りたいというのが最終的な目標」。
独自の予選会を突破して、こぎつけたプロ日本一決定戦では3度目の初日の好発進にもそろそろ慣れて、次は最後までリーダーボードを賑わせたい。

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