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東建ホームメイトカップ 2018

好物はカレー。宋永漢(ソンヨンハン)が強風下で68を記録

2日目に“お立ち台”にのぼったのはヨンハン。午前組のこの日は猛烈な風の中で、3アンダーで回った。
振り返れば昨年、沖縄で行われた「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」。3日目の暴風下で、ただひとりアンダーパーを記録したのが、ヨンハンだった。
「好きじゃないですけど」と、いつものエクボを作って「僕は風の中のほうが良いスコアが出るみたいで」。

再三のピンチも「こういう日はショートゲームが大事」とアプローチとパターで拾いまくった。

14番では、奇跡のようなパーセーブもあった。
「セカンドミス」と、3段グリーンのてっぺんに乗っけたバーディパットは、下って下って、反対側に12メートルもオーバー。
「それが入ってナイスパー!!」と本人も目を剥いた。
もともと低弾道のショットを駆使して通算7アンダーで大会を折り返して、国内開幕戦からさっそく通算2勝目のチャンスも「遼クンがいるから」と、控えめに微笑んだ。

「去年も2、3回回りましたけど、やっぱりうまいし、勉強になるし、同い年だし、イイ人だし、明日一緒の組なら嬉しい」。

ホールアウト後は、やはり午前組で回った永野竜太郎と今年から新選手会長がスタートさせたギャラリープラザでの公開インタビューに臨んだヨンハン。
「ココイチのカレーが好き。近くにある日は何度も通う」とエクボを作って、女性ファンを虜にした。
「結婚はまだまだ」と宣言して喜ばせたヨンハンが石川との優勝争いに挑む。

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