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パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2017

驚異の51歳! プラヤド・マークセンがさっそく今季2勝の大チャンス

3日目は、朝から曇り空。上がりホールでは雨も降り出し、うっそうとした梅郷の森で、51歳が懸命に目を凝らした。

8年前に、視力矯正の手術を受けたおかげで「遠い距離は見えるんです」。
問題は、すぐ足下の距離。「きわどいパットのラインが見えない」。さすがのスーパーシニアも、寄る年波には勝てない。
マネージャーのピンポーンさんが、カタコトの日本語でからかった。
「オジイチャンダカラ」。
すかさず、ほっぺをはたく真似。
「ちょっと、そこのぶっといて!」と、わざとふて腐れても言い返せない。

ロウガンダカラ。

16番ではまさに、2メートルのパーパットも「ラインもややこしかったですし」と、ボギーの言い訳も切ないが、その分、若手にもひけをとらない肉体がある。
飛距離がある。
2008年に年間3勝を飾ったのは42歳。さすがにあの頃のほうがゴルフの内容は良かったとは思うが、体力も飛距離もまったく落ちていない。

今季は初戦のSMBCシンガポールオープンで、ツアー通算6勝目を飾って、周囲を驚かせたばかりなのに、国内では開幕2戦目にして、またさっそく今季2勝目を狙える位置にいる。
「幸せですね。今度は日本で勝ちたい」。
今大会もまた、アジアと日本の共同主管競技だが、タイの英雄にとって第二の故郷はあくまでも日本だ。

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