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古田幸希(ふるたこうき)が自己ベストの6位タイ

外国人選手がひしめく最終日のリーダーボードに日本勢として、最上位に名前を載せたのはかつてぽっちゃり王子と呼ばれた男。

ジュニア時代は、ナショナルチームでしのぎを削った石川遼とは一学年下。先週の関西オープンで、ツアー初優勝を飾った今平周吾とは同学年の24歳が、一度は通算7アンダーまで伸ばして、自身もしっかりと成長の跡を実感した。

今大会上位4人に権利がある全英オープンのことは、考える余裕はなかった。「集中しないと、いつ80を打ってもおかしくないコース」と、この日も強風の難条件下で、懸命に踏ん張った。

前日3日目は、谷口徹と回って「怒られた」。
もともとフェードヒッターだが「調子が悪かった」と、曲がり幅が大きくなりすぎ「おまえ、左から曲げすぎだから見たくない、と」。

必死の修正を試みても、いっこうに改善できず、この日も不調を抱えたままコースに出た。
「調子が悪くても、頑張ればいいことある」と言い聞かせて、前半は5つのバーディで折り返した。
「苦手」というインコースで同じだけのボギーを吐き出しても、今までとは違う感触があった。

10番で、この日最初のボギーを打って、「今までなら落ち込んで、弱気な部分が出てくるが、今日はずっと強気で行けた」。
9番のバーディでは、ガッツポーズも握った。
攻めの姿勢を貫き、自己ベストの6位タイに食い込んだ。

東北福祉大を卒業してロ4年目の今年は、ファイナルQTランク32位と、出られる試合は限られており、今季2戦目のツアーで手応えをつかんだ。「ツアーで生き残っていけるように、これからも1試合1試合頑張ります」。
目下、主戦場のチャレンジトーナメントで初優勝が目標だ。

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