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フジサンケイクラシック 2016

明日は30歳の誕生日! 昨年覇者がやっぱり来た

ほぼ2年ぶりの直接対決。久しぶりの同組ラウンドで、好敵手は互いをたたえ合いながら、揃ってリーダーボードに名前を乗せた。「庚泰 (キョンテ)はショットがあまりよくない中でも、粘りというか、常にベスト尽くしてやっていく」とは石川だ。
「そつがない。内容以上にスコアが良く見える」と、2アンダーの金庚泰 (金キョンテ)を称えた。

そして庚泰 (キョンテ)は、石川を褒めた。「今年、前半戦は怪我でプレーは出来なかったのは、本当に悔しかったと思う」と、まずはその心情を思いやり、「その中で、今日も本当に良いプレーをしていた。今週も、優勝のチャンスがある」と、自身の連覇を阻止する第一候補に石川を挙げた。

もっとも、やすやすと譲る気はない。
この日も再三グリーンを外すなど、ショットの不調は承知の上で、しぶとくしのいだ。
「今日は何よりアプローチが良かった」と、そつなく2アンダーにまとめて「我慢のゴルフが出来たので、満足」と、石川とは1打差の3位タイにつけた。

昨年2勝目を飾った今大会は毎年、開催週に誕生日を迎えて、2012年には最終日に当たるなど、「良い思い出がたくさんある」。
今年は大会2日目に、区切りの30歳になる。
しばらく腰を落ち着けていた米ツアーから3ヶ月ぶりの復帰戦ということもあり「久しぶりの日本なので頑張りたい」。
今年は、連覇で祝えるか。

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