Tournament article

関西オープンゴルフ選手権競技 2016

川村昌弘は「予定にはない」V争い

最終日を前に、首位との差を縮めることが出来なかった。スタートからの連続バーディを奪っても「以上でした」と、そこからあまりチャンスを作る事が出来なかった。

3番も惜しかった。「入ったと思った。3連チャンかと」。一瞬、色めいたが「カップに蹴られて」。そのあとは15番で「唯一」のチャンスも、2メートルを外した。

「今日は、きわどいパーパットを入れている印象のほうが強かった」。
7番も耐えた。「よく入りました。尾根を超えて、すぐにピンで、長かった」。7メートルはあった。よく拾った。「ラッキーでした」と、どうにか首位との差を5つのとどめて、「明日は前半次第。終盤になって、チャンスがあれば集中して狙いたい」。

もっとも、本人には思いがけないV争いだ。先週は、欧州とアジアと、南アフリカのサンシャインツアー共催の「アフラシアバンク・モーリシャスオープン」に出て、今週は長旅から帰ったばかりのほぼぶっつけ本番。

時差ボケもありながら、本人にも思いがけず元気に頑張っている。「思わず上にいるので。こんなことになってますけど、予定にはなかったんで」と、最後まで棚ぼた式に無欲でやってみる。

関連記事