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アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 2016

今週もタイ旋風を巻き起こす! パチャラ・コンワットマイが単独首位に

先週の日本シニアオープンでは2試合連続Vを達成するなど、シニア界では“ルーキー”のプラヤド・マークセンが圧倒的な強さを見せつけているが、タイにはその後に続く若手がひしめいている。

「パチャラ」とは、タイ語でダイヤモンドを意味する。まさに、磨けば輝く宝石の可能性を秘めた17歳が、2日目にして単独首位に浮上してきた。
コンワットマイは、アマ時代の14歳でタイのプロトーナメントを制した。15歳でアジアンツアーの二部ツアーで勝つと翌年のプロ転向後に、すぐに同2勝目を飾った。

「まだ若いので、いろんな国でプレーがしてみたい」と、日本ツアーは来季の本格参戦を目指して、出場優先順位をかけたQTで、まずは先月のファーストを突破したばかりだが、主催者からアジア枠での推薦を頂いた今大会で、一気にハードルを越えるチャンス到来!

前半は、14番でダブルボギーが先行したが、めげなかった。
「今はもっとも自信がある」というパッティングが冴えた。
もう何度目かの来日で日本食にもすっかりハマッた。
「昨日ウナギ。一昨日はスシ」と、旺盛な食欲でV争いに加わった。

今年の全英オープンは、アジア予選を勝ち上がり、史上最年少出場も果たした。「1日で気候もコンディションもコロコロと変わるリンクスコースでプレーして、非常に勉強になった」と、若いが経験豊富の伸び盛りが日亜共同主管の今大会で、大会史上最年少Vを狙う。

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