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フジサンケイクラシック 2015

川村昌弘は首位と5打差も「明日は自分のゴルフに集中出来る」

明日もリーダーを追いかける・・・!!
17番のパー5はこの日も「高い球が打てて嬉しかった」と、残りエッジまで270ヤードをスプーンで会心の2打目。グリーンのエッジまで運んだ。4メートルのイーグルチャンスこそ、「今日は気持ちが入りすぎているのか、パッティングで打ち過ぎるのが多かった」と、惜しくも外したが、楽々のバーディでマー君が自身5度目の最終日最終組に加わった。

この日はスコアカード上では3バーディも、頭の中では4バーディだ。
この日5番はいよいよ、後ろのティを使って535ヤードの長い、長いパー4。詳細なデータが残る92年以降の記録でいうなら史上最長のパー4は「ティショットで奇跡が起きないと、という感じなので。ロングのつもりで打っていた」と、マー君の頭の中でははなからパー5の設定は、右のバンカーから残り90ヤードのフェアウェイに刻み、奥50センチにつけるナイスパーも「自分の中ではバーディを取った感じ」と前向きに、12番では、せっかくフェアウェイをとらえたのに2打目はディボット跡の「不運」もこらえて、通算6アンダーの単独3位で上がってきた。

庚泰 (キョンテ)には5打差を許したが、むしろ「明日は自分のゴルフに集中出来る」と、ひょうひょうとしたものだ。先週は、互いにインコースからであったが庚泰 (キョンテ)とは、先週の「RIZAP KBCオーガスタ」の最終日にも同じ組で回ったといい、「明らかに調子が良くて。崩れる要素ゼロ」。鬼のリーダーが落ちてくることは、まず望めない。「明日は自分ゴルフに集中して、次につながるように」。22歳の良い意味の諦めが、吉と出ないとも限らない。

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