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カシオワールドオープン 2015

スポンサーへの恩返し!小林伸太郎がトップと一打差2位タイの好発進

 マイナビABCチャンピオンシップ以来3試合ぶりの出場となった小林が4バーディノーボギーで2位タイの好スタートをきった。
 
 出場選手枠が限られてくる終盤戦、ここ3週間試合に出ることができなかった小林は、「試合感がなくなっているかもと不安でしたが、何とかなりました」とほっと一息。

 試合に出れない間には今大会が開催されているKochi黒潮カントリークラブで何度もラウンドし、コース攻略の対策を練ってきた。「大会コース所属の弘井太郎プロに色々教えていただいた事も良かったですね。」と予習をバッチリ活かせたようだ。
 
 初の賞金シード入りを目指す小林の現在の順位は61位、出場義務競技に達していない選手を除くと翌年1年間の資格を得られる、いわゆる“第1シード”内には入っているが気持ちはもっと上に向いている。「自分のベストを尽くすのが一番だと思います。何とか第1シードを維持する…ではなくて3,4人抜く!くらいの気持ちでないとダメだといつもお世話になってる鈴木規夫さんにも言われました。」

 また小林伸太郎と言えば所属契約先の『焼き鳥まさや』。賞金シードを獲得するまで面倒見てくれると言ってくれた所属先の社長さんだったが、実は「賞金シード獲れればもっといい条件でサポートしてくれる企業が出てくるだろう。そんな時に足かせになりたくない。」と常に小林のことを第一に考えてくださってのことだったようで「そんなに良く思っていただいて…」と感極まる小林。

 「明日も自分を苦しめないように楽しく、自分らしくプレーしたいです。」小林は何かと目をかけてくれるたくさんの人たちのために一つでも上を目指して突き進む。

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