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Indonesia PGA Championship 2014

新生・上井が好発進

27日に、インドネシアの「ダマイインダゴルフ ブミセルフォンダマイコースインドネシア」で開幕した「インドネシアPGA選手権」は、首位と1打差の2位タイに、2人の日本勢。
大会初日に7アンダーをマークしたのは松村道央と今年から、上井邦浩改め「上井邦裕」。この春から登録名の変更を申し出た31歳が、今季初戦で幸先の良いスタートを切った。

切れ味鋭いアイアンは今年も相変わらずだが、課題のパットは「不安があった」。それでも本番に入るなり、「今までよく読めていなかったラインが今日はよく読めた」と、長いバーディトライも決まった。

昨年は、左足の足底筋膜炎を患ったり、繰り返し風邪をひくなど体調不良が度重なった。そんな最中に占い師をたずねたのは夏。
「体があぶない、と。事故をしますよ」と言われて、いてもたってもいられなくなった。念には念をと、ほか3人の占い師を渡り歩いて決心した。
「みなさんにも同じようなことを言われて」。プロゴルファーは体が資本。「ケガや故障をすることなく1日でも長くツアーで活躍するためにとのアドバイスをいただいた」と、「くにひろ」の「ひろ」を「浩」から「裕」に変えて、心機一転の今年。
「優勝という目標は、常に持ってやります」。新生・上井が悲願成就にむけて、好スタートをきった。

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