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〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2018

松村道央はあの借りを返しにリンクスへ

スタートの1番は、初日までとは逆向きの風に「構えにくい」と考えごとをしながら打って、右にOB。
痛恨のダブルボギーも「切り替えは早かった」と、さっそく取り返しにかかった。

朝から強い風も「みんな同じ条件」と割り切り、そこから5つのバーディで、応戦。

「今日のパーは5.5。パー5以上の難しさがある」と松村もうなった705ヤードの16番パー5はそれでもレイアップして、250ヤード残った3打目を、スプーンで奥4メートルに乗せてバーディチャンスとした。
「入れたらデカいという気持ちと意外と、こういう時は入ったりするかもという気持ち。結果入りませんでした」と、ついに、この日は誰もバーディが獲れなかったパー5で苦笑いも、楽々パーセーブで難所も抜けた。

オフトレの成果で、昨年より体重は5キロ増。胸板も厚くなり、たしかにモンスターコースは手強いが、「今日の風でも、以前より体が揺れないとか効果は感じる」と、難条件にも耐えて通算4アンダーで踏みとどまった。

全英オープンは、2008年にやはり日本予選を突破してロイヤルバークデールで初メジャーに挑むも「全く歯が立たずに、なんとなく出ただけ」と、予選落ちに終わった。
あのときの借りを返しにいきたい気持ちでもちろん、一杯。「あのときよりは、もう少しやれそうな気がします」。
3年ぶりのツアー通算3勝目を土産に自信を持って、リベンジに行きたい。

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