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〜全英への道〜ミズノオープン at ザ・ロイヤル ゴルフクラブ 2018

松村道央は、まだ牙を剥く前に

いよいよ全貌を現したツアー最長のコースはしかし、初日はまだ優しかった。「火曜、水曜はティがほとんど8000ヤードくらいのところにあったので。かなり難しいなというのが第一印象だったが今日は比較的、前にあった。さほど長さは気にならなかった」。
この日は全長7726ヤードのセッティングで、モンスターがまだ牙を剥く前に、松村もきっちり貯金を作ってこられた。

目下、賞金1位の“2番弟子”が久しぶりに、好スタートを切った。
谷口徹の一派に一番弟子の武藤に次ぐ仲間入りをしたのが松村だが、今年は珍しく、宮崎合宿には加わらなかった。
「僕は今まで十分に、教えていただいた」と、感謝の気持ちはそのままに、「今度は若い子たちが谷口さんから技やメンタルを見習って欲しい」と今年は若手に枠を譲って、今オフはもっぱら自宅でトレーニングにより力を入れることにした。

体重は5キロ増。最長コースに耐えうるスタミナも十分に今週、狙うは4年ぶりのツアー通算6勝目と、10年ぶりのメジャー舞台だ。
前回会場のロイヤルバークデールでは、予選落ちを喫した。
「チャンスがあればもちろんまた行きたい」。
リンクスコースにリベンジするためにも「明日からまた毎日アンダーパーを積み重ねていきたいですね」。
師匠に負けじと気合いを入れた。

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