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関西オープンゴルフ選手権競技 2014

今季初出場の中嶋常幸は・・・

藤田(右)のゴルフを指標に自信を取り戻しつつある中嶋(左)
レギュラーツアーは今季初出場。また今大会は、80回の記念大会と長い歴史を振り返っても、大会初出場の中嶋は、2日目に68を出しても、なお決勝ラウンド進出への道のりは遠かった。

「やっぱり初日に7オーバーじゃね。予選通過は厳しいよな」と、自嘲の笑みで「今日、やっと“試合”を思い出したけど、足がこれだし、練習ラウンドは、1回しか出来なかったし、コースを知らないし、不安要素ばっかりだし・・・」と、通算3オーバーには心持ち肩を落として、「でもね、今日は藤田に打ち勝てたから」と、そこはちょっぴり嬉しそう。

「ゴルフの全体のレベルをね、彼のゴルフを指標にしていたの。今回は調子があまり良くなかったみたいだけれど。それでもドライバーも藤田に勝ったし、手応えをもらえた」と一昨年の賞金王に、自信を取り戻すきっかけをもらった。

昨年7月に左膝の手術に踏み切った。
「今回は、足の状態もまずまずだったし、自分の中では良い材料をもらったよ」。
次に予定しているレギュラーツアーは日本ゴルフツアー選手権 Shishido Hills 。「それまでに、もう大丈夫と断言したいね」。これから約ひと月で完治を目指す。

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