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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2013

歴代覇者! 元祖”ボンバー”こと鈴木亨が帰ってきた

今大会は2009年のチャンピオンも、過去5年の歴代覇者の資格で出場する今週が、今季最終戦となってしまうかもしれない。当時のシード選手としては、最長の18年連続の賞金シードがついに途切れたのは一昨年。昨年は、生涯獲得賞金25位内の資格を行使したものの、またもや上位70人から漏れて、47歳のベテランが、今年はチャレンジトーナメントを主戦場にするしかなかった。

若手選手にとっては、レギュラーツアーへの登竜門でも日大時代から、第一線で活躍を続けてきた鈴木にとっては、「まさか、自分がここで戦うことになるとは。正直、つらい面もある」と、今季は序盤に苦しい胸中を打ち明けたこともあった。

それでも「プライドを捨てて、がむしゃらにやった」と、今年は9月に行われたチャレンジトーナメントの「ドラゴンカップ」でなんと最終日は“裏街道”のインスタートの最下位から出て61をマーク。5打差からの大逆転優勝を飾って、「自分でも驚いた。まだ、こういうことが、自分にも出来るんだ、と」。
ふいに大爆発をして、人々を驚かせることから“ボンバー”の異名を取った20、30代を彷彿とさせるゴルフに「これからは、普通の47歳とは違う人生の歩み方を見せることが出来るかもしれない」と、新たな境地を拓けたことも、意義深い。

先週のチャレンジトーナメントは最終戦の「JGTO Novil FINAL」で、来季前半戦のツアー出場権が与えられる賞金ランキング7位につけて、戻ってきた思い出のこの舞台。
このままでは、レギュラーツアーでも、今週が自身の今季最終戦になってしまい、「11月も早々に、最終戦を迎えるなんていうのも、生まれて初めての経験だから」と、そこはぜひ回避したい。

ここABCゴルフ倶楽部は2009年に優勝を飾っており、「今年はラフが深いし、グリーンは相変わらずむちゃくちゃ速いし」と、たとえ回り慣れたコースでも、一筋縄で行くとは思っていないが、「トップ5か、優勝か」。次週の出場権につながる成績を狙って47歳が、まだ今シーズンを終わらすまいと、腕をまくった。

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