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コカ・コーラ東海クラシック 2013

武藤俊憲が首位キープ【インタビュー動画】

3パットのボギーを打った15番のパー5や、最後は18番で2.5メートルのチャンスを外して「後半は、グリーンの読み違いも多かった」と悔やんだが、その分、前半の9ホールは「完璧なゴルフ」。

課題のドライバーも、今やすっかり冴え渡り、「やっぱりいいスイングをしたら、ボールはちゃんと言うことを聞いてくれる」とここにきて、飛んで曲がらない男の持ち味が蘇ってきた。

前半4つのバーディを奪えば、他の選手のことも、気にならない。
ひとつ後ろの最終組の宮里が、最後に見事なバーディ締め。武藤に2打差と迫ったが「優作も、しぶとくなったな」と、初優勝を狙う後輩の挑戦も、堂々と受け止める。

難攻不落の三好は、「グリーンが硬いですし、どこに落として、転がしてというイメージが出来ないと、バーディチャンスにもつけられない」。2008年の今大会のチャンピオンでも、何度やっても「考えさせられるコース」は、毎日へとへとでも、それも心地よい疲れ。
「考えて、疲れるというのは好きですから」。
どれほどの難条件でも、トッププロとして「攻略してこそ」と、2度目のチャンスを目前に武藤は自信に満ちている。

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