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フジサンケイクラシック 2012

プラヤド・マークセンは3位に

最終日は2打差の首位で出たベテランが、最終日は自身の年齢に邪魔された。この日は早朝から雨。30分遅らせたスタート後も、断続的な豪雨と、あたりには霧もたちこめ視界不良に。

「僕は目が悪くて。暗いと遠近感がなくて、とても苦労しました」と、46歳は悪天候に消えた4年ぶりのツアー通算4勝目を嘆いた。

それでも、渾身のプレーは年齢を感じさせない躍動感で、今年40回の記念大会を盛り上げた。
惜しくもバーディを逃してかけっこのポーズ。
16番パー3では、あわや池のスリリングなティショットに、ボールはすんでのところで傾斜にしがみつき、両手で頭を抱えて座り込み、大きなポーズで安堵の気持ちを表現した。
そこからアプローチはあわやチップインに、その場に膝から崩れて悔しがった。

雨中の大ギャラリーを大いに楽しませたタイ出身のベテランは「また来週も頑張ります」。
賞金シード選手の中では最年長が、秋以降の活躍を誓った。

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