Tournament article

ダンロップフェニックストーナメント 2012

ルーク・ドナルドが、やっぱり来た!!

昨年は、欧米初のWキングが、やっぱり来た。初日の最初の9ホールは、まさに圧巻だった。「ここのグリーンは、上につけると下りのパットは凄く難しい。絶対に狙いはピン下だ、と」。

強い信念は、どんな場面でも崩れない。
正確無比なティショットもラフに入れたら絶対に無理はしない。
丁寧に刻んで、いったんフェアウェイに戻すと、ショートアイアンできっちりとチャンスにつける。

クレバーな戦略も、精密機械のようなショットと、冴えた小技があればこそ。
前半は16番からの3連続バーディで、5アンダーで折り返した。

後半はやにわに1番で、カラーからパターで寄せるもそこから3打かかってボギーを打つなど、少々プレーが乱れても、イラだったり、焦るそぶりは微塵も見せない。
「たとえミスをしても、すぐに次のショットのことを考えることにしているので。それはバーディを獲ったときも同じで、だから淡々とプレーをしているように、見えるんでしょう」とさらりと言った。

最後の9番も、ティショットを右のラフに入れたが「4番アイアンのセカンドショットは凄く良いスイングが出来た」と、約5メートルのバーディ締めで、初日からさっそく首位タイに並んだ。

「非常にグレートなスタートが切れたので。明日以降も今日と同じゴルフをして最終日こそ、良い日にしたい」。
さっそく日本ツアー初Vをにらんだ。

    関連記事