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ANAオープンゴルフトーナメント 2012

2週連続のV争い、上平栄道(うえひらまさみち)は痛恨の・・・

15番のダブルボギーは「プロになってこんなのは記憶にない」と、本人も首をかしげる痛恨の4パット。3メートルのバーディチャンスだったのだ。

「それを1メートルオーバーして、次もまた1メートルオーバーして、最後はカップ右に垂れました」。
打っても打ってもカップをそれる。
「なんか、一生グリーンから出られん気がした。俺、今日はここで寝るんかな、と」。
あとからそんな風に振り返ったプロらしからぬ失態に、次のティーインググラウンドに上がる際には「恥ずかしくて仕方なかった」という。

「だけどそれがあったから、次があった」。
16番のパー3は1メートルのチャンスを逃さなかった。
2オンには失敗したが、17番は手前からのアプローチを3メートルに寄せて入れた。
そして18番は、4メートルをねじ込んだ。

4パットの埋め合わせにもなった3連続バーディ締めで3位タイと粘って、2週連続のV争い。
先週の「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN 涼仙」は、暗闇のプレーオフこそ進めなかったが1打差の3位タイにつけた。
「今週は、あのときより調子が良い」と、絶好調のままもう一度ツアー初Vを狙っていく。

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