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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2012

地元福岡県出身、白潟英純が暫定2位に

最後の2ホールは、「気持ちの良い上がり」。8番は、歩測にして「14歩」。約12メートルもの長いバーディトライが決まった。そして9番のパー5は204ヤードから、7番アイアンで奥7メートルにのせたイーグルチャンスが入った。

今週、バッグを担ぐ富森正三さん。「キャディに、もう少しラインを大きく読んで打つようにと言われて。要は、今までより膨らませて打つようにと」。
芝目が強いとされる高麗グリーンには、特に長い距離のパットで富森さんのアドバイスの効果を感じていた白潟は、上がりホールでますますそれを実感して上がってきた。

今の住まいは山口県の下関だが、出身は大会の地元福岡県。
「毎年、知り合いがたくさん応援しに来てくれますので。予選は通っとかんといけないな」。
予選通過どころか、V争いもかなえる暫定2位タイ発進。
「毎日、少しずつスコアを伸ばしていきたいな」。
好スタートにも6年ぶりのシード復活をもくろむ45歳のベテランは、欲張らずに歩く。

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