Tournament article

富士カントリー可児クラブチャレンジカップ 2011

上がり2ホールのパターが全て。白潟英純が大混戦を制す

初日が終わった後、「今日のようなゴルフを明日も出来れば」と白潟英純は話していた。

「富士カントリー可児クラブチャレンジカップ」最終日の今日、白潟はこの日も前日と同じく4アンダーでまわり、2位と1打差の苦しい戦いだったが見事に優勝を勝ち取った。まさに公約どおりか、初日と同じようなゴルフが出来たといってもいいだろう。
この優勝により、白潟は来週、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催される『日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills』の出場権を獲得した。

「やったって感じです。上がり2ホールいいパターが入ってくれたのでそれが全て。最後のパーパットも4メートルくらいはあったと思いますけど、これが入ったら優勝だという気持ちで打ちました。」とウィニングパットを振り返ってくれた。

なかなか勝つことが出来ず、苦しんだ時もあった白潟。
「前にチャレンジで勝ったのはグローイングツアー時代の17年前くらい(1994年 関西PGAフィランスロピー)だったかな。ここ2〜3年レギュラーのシードから落ちてチャレンジに出るようになったけど、2位とか3位ばっかりで中々優勝できなかった。本当に嬉しいです。」

白潟にとって、もう一つ嬉しいことがある。それは今回の優勝で手に入れた『日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills』への出場だ。

「ツアー選手権は、リランキングの対象になる。少しでも順位を上げてレギュラーに出たい。」

現在、チャレンジトーナメントに主戦場を置いている白潟だが、目線はレギュラーツアーへ向いている。今後の白潟の活躍に注目だ。



    関連記事