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静ヒルズトミーカップ 2011

『静ヒルズトミーカップ』5年目の栄冠に輝くのは果たして?明日、7日(木)開幕!!

明日、7日(木)から茨城県の静ヒルズカントリークラブで、『静ヒルズトミーカップ』が開催される。
『静ヒルズトミーカップ』は、主催の森ビル㈱が「もっと若い選手に育ってもらいたい」、「トーナメントに出場する機会を多く与えたい」という中嶋常幸の思いに共感し、2007年から開催されており、今年で5年目を迎える。

開幕を明日に控え、静ヒルズカントリークラブを運営する森ビル㈱の林祐樹さんにお話を伺った。

「本大会は大きく分けて5つの理念を掲げています。まず、大会の冠名にもなっている中嶋プロが、大会2日目の夜に講演会を行います。中嶋プロにご自身の経験をもとに、選手生活を送る上でのプロの心得を語っていただきます。
2つ目は、ハードなコースセッティングと試合環境です。通常のチャレンジトーナメントと異なり、3日間トーナメントとなっていますし、中嶋プロ設計のハードなコースセッティングを勝ち抜くには、レギュラーツアーでも戦い抜ける精神力と技術力が必要になると思います。
3つ目は、極東アジアとも連携し、更なるグローバルなトーナメントを目指しています。これまでも韓国ツアー選手を招待してきましたが、今年は更にアジアンツアー、中国ツアー、オーストラリアより選手を1名ずつ招待しました。今後、本大会が極東アジアの中心的な大会となっていくことを目指しています。
4つ目は、地域密着とジュニア育成です。大会最終日には、小学生を対象にしたPar3ゴルフ大会やゴルフ体験会を開催します。また、昨日5日(火)には、プロアマ大会と女性ゴルファーによるPar3コンテストが行われ、地域の方々を招待し、トミーカップを堪能して頂きました。
最後の5つ目は、選手へのホスピタリティです。大会期間中、選手と帯同キャディに朝食と昼食をサービス。また練習施設も解放するなど、選手が大会に集中できる環境を提供しています。
 今年もこれらの5つの理念を基に、“理想的なチャレンジトーナメント”を作りたいですね。」

静ヒルズカントリークラブのコース改修に携わった中嶋常幸は、
「生まれ変わった静ヒルズで、若手プロを育成するチャレンジトーナメントを開催していきたいという思いから全てのホールを戦略的でチャレンジャブルなコースにしました。今年は、このトミーカップでも被災された皆様のお力に少しでもなれればと、色々なチャリティ活動を行いたいと考えています。」
と話している。

昨日Par3コンテスト開催時に行われたチャリティオークションなど、
今年は大会を通じて被災地・茨城県を中心とした震災復興のサポートを予定している。
『静ヒルズトミーカップ』は、2008年大会2位の池田勇太、昨年の2010年大会3位の薗田峻輔など、ジャパンゴルフツアーを代表する選手を多数輩出している。今年もどんな選手が出てくるのか楽しみだ。

コースのスローガンは、“すべてのホールにドラマがある”。すべてのホールに特徴があり、1ホール毎にとても印象深く残る18ホールとなっている。
また、特にINコースは難易度が高く、最終日のバック9では気が抜けない白熱の優勝争いが期待される。

賞金総額1500万円(優勝賞金270万円)をかけて、ツアープレーヤー145名、アマチュア7名の計152名が激しい戦いを繰り広げる。

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