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つるやオープンゴルフトーナメント 2011

QTランク4位の石川裕貴が3位タイに

15番のイーグルで勢い付いた。右15メートルは、フックしてスライスするという複雑なラインを読み切った。このつるやオープンは、出場過去3回で予選落ちという大会で、

「今日はパットが入ってくれたので。良い緊張感で出来ました」と、64は3位タイと絶好のスタートを切った。

「入れ込み過ぎて、失敗することが多々あったので。今年は1打1打、集中してやっていこうと決めている」。
好スコアにも特に浮かれるでもなく淡々と上がってきた姿勢に、その決意の強さが伺える。

昨年の賞金ランキングで5位につけた超・成長株の松村道央は、日大同期。
それにひきかえ、まだシード権のない当時の“キャプテン”は、“副キャプテン”に大きく遅れを取っているが、試合で会えば一緒に食事をしたり「刺激を受けています」。

コーチの青山充さんと2年前から取り組んできた、スイング改造も完成に近づいている。「持ち球のフックから、フェードへ。少しずつショットも落ち着いてきて。変えたのがデカかった」。

「彼はドライバーの飛距離も出るし、ショットもアプローチもパットも上手い。オールラウンダーな選手ですよ」とはチームメイトの松村の証言だ。
ファイナルQTはランク4位で参戦の今季こそ、その才能を花開かせたい。

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