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五浦庭園JGTOチャレンジ II 2010

「この試合に賭けていた」小泉洋人の挑戦

念願の初優勝となった小泉洋人
先週の月曜日、今週に北海道北広島市で開催されているレギュラーツアー『ANAオープンゴルフトーナメント』の出場資格を得ていたのにもかかわらず、小泉は同週に開催されるこのチャレンジツアー『五浦庭園JGTOチャレンジⅡ』を選んだ。来季のレギュラーツアーシード権を獲得することを今季の最大目標としていた小泉が下した決断は、「この試合に賭ける。」ことであった。

まさにその策略通りに手中にしたチャレンジトーナメント初優勝。「めちゃくちゃ嬉しい。勝つチャンスがあればと思って来たけど、本当に現実になった。」と喜びの表情で語った。

1日競技となった本大会。1番ホールからスタートした小泉は、2番、3番で連続バーディーを取り、「今日は1日思い切っていくしかない。守っている時間はない。」と心に決めた。

それから毎ホールバーディーを狙うゴルフを徹底し、最後まで流れを途絶えさせることはなかった。前半ハーフで5アンダーをマークし一歩抜けだすと、「8アンダーだとプレーオフの可能性もある。9アンダーまでいけば勝てる」と照準を定め、後半に猛追した前粟蔵に2打差で振り切り、念願の初優勝を手に入れた。

プレー終了後、5組目でスタートした小泉は、後続の選手のホールアウトを待つ形となったが、優勝が決まると真っ先に家で待つ家族のもとへ優勝の報告。家では妻の由紀さん、そして小5になる長女の彩佳ちゃんと、小3の長男の将大くんが待っていた。

優勝の旨を伝えると「本当に勝ったの?」と驚きの第一声だったが、待ちに待った初優勝を一緒に喜んでくれたという。「レギュラーツアーだろうと、チャレンジだろうと、どんな試合でも勝つことはすごいこと。自分の名前が残ることが嬉しい。」

本大会の優勝者には、10月に開催されるツアートーナメント『キヤノンオープン』の出場権が与えられる。「レギュラーツアーに出場できるのはこれが最後かもしれないけど、精一杯頑張りたい。」


  • 先週優勝に続き、2位に入った前粟蔵俊太(写真=左)と握手

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