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中日クラウンズ 2010

池田勇太はジャンボ尾崎との同組ラウンドに

アマチュア時代なら、2003年と2005年以来。プロとしては初の同組ラウンドに、若大将の目が輝いた。
ジャンボ尾崎とプレーすることになった予選ラウンド2日間。

「ジャンボさんに良いプレーが見せられればいいと思うし、俺もジャンボさんのプレーを見て勉強することがたくさんある。盗めるところは盗みたい」。

ゴルフを始めた6歳から憧れ、畏怖し、その背中を一途に追い続けてきた。
愛用の、3タックパンツも憧憬の念の表れにほかならない。
昨年は年間4勝。最後まで、賞金レースを争って、賞金ランキングは2位に。
そして今年は初出場のマスターズで予選突破を果たして帰国。
「マスターズのほかに、米ツアーで4試合。良い経験は出来たというのは、心や体が自然に覚えるものであって、いま完璧に学んだと言えることはないっちゃないが、それを2010年の池田勇太のプレーとして、随所で見せられればいい」と、気合い十分。

ジャンボとのペアリングが3度目なら、ここ和合への挑戦もこれが3度目。
今年は随所にコース改造が施され、ますます一筋縄ではいかなくなった。
「特にグリーン回りの難しさが和合の特徴です」と池田も例外なく警戒心を強めつつ、「今年は自分も行くぞ、という気持ちが凄くある。初日からガッツのあるプレーが見せられればな、と思う」。
ジャンボにも、和合にもひるまずに、真正面からぶつかっていく。

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