「プロゴルファーにしたい」という父親の思いからクラブを握り、10歳で坂田塾に入って本格的に取り組んだ。小さいころは運動神経を磨くため、器械体操も習っていた。当初はゴルフを好きになれなかったというが、気持ちとは裏腹に試合での成績は上昇。中学時代に『全国中学選手権』で３位に入り、北海道尚志学園高校３年の2004年には『全国高校選手権春季大会』で２位に入っている。東北福祉大学では１年で『関東学生』に優勝。07、08年には『北海道アマ』で連覇を果たした。08年にプロ転向。だが、なかなか好成績は残せなかった。そんな中、19年のＱＴで自己最高の10位に入った。同年末にはアジアの下部ツアーで２位に入るなど徐々に風向きが良くなり21年６月、ABEMAツアーの『LANDIC CHALLENGE 8』でついに初優勝を飾る。レギュラーツアーでは自己最高の賞金ランク71位に。初シード獲得まであと一歩に迫った。