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勝利メシはSAのうどん。チャン・キムが予告通りの”2冠”を達成

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  • 2冠ですよ©JGTOimages

チャン・キムが逃げ切りった。
3日目の”連覇”に続く”2冠”を達成した。

表彰式もすっかり終わり、入ってきた会見場でもまだ、興奮していた。
天井に向かって太い腕を突き上げ「イエス、イエス、イエス……!!」。
333ヤードを記録した大会3日目の「ドラコン」で19年に続いて連勝し、「明日もみなさんの取材を受けられますように…」と、お祈りしていた。

念願かなって「幸せです」。

2位と2打差の快勝にも見えるが三好は最後に試練を与えた。
右手前に池が口を開く18番で、右のラフから狙った2打目はわずかにグリーンに届かなかった。
傾斜に落ちたボールはコロコロと転がり落ちた。
「完全に池と思った」と、ぎゅっとつぶった目を開けたら、あと数十センチのところで止まっていた。

「アメージングですよ!」と、思わず188センチの長身を畳んで安堵した。

3打目をなんとか奥2.5メートルに寄せるとぶるぶる震える手でパーセーブ。通算14アンダーで逃げ切った。

「同じ週に2度も勝てるなんて。人生に幾度もない。本当に嬉しい」。
土曜日のドラコン王が、最終日もまた大笑いした。

豪打が武器だが今週、自身に課していたのは「忍耐」。
「ボギーをたたくとすぐ取り返したくて焦ってしまい、それで崩れることも多かった」と、この日の転機も、ボギーを打った直後に4メートルのパーパットをしのいだ9番を挙げる。

1Wを持ったら誰より飛ばすが、今年取り組んでいるのは「より賢く攻めること。ただ飛ばすだけでなく、いい位置で止めること。時にはスプーンで刻むこと」。
過去4度の出場で、最高位は一昨年の19位とけっして得意ではなかった三好で賢者のゴルフを貫けた。

一昨年1位のドライビングディスタンスは、今季これまでまだ5位(平均300.61ヤード)と、この人にしてはの順位でもこの日、380ヤードのパー4で2打目の距離はたったの42ヤード。
ウェッジで、ピンに絡めて2打のリードを確実なものとした。

昨年12月の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」に次ぐ今季2勝目で、賞金ランキングは1位に浮上。
「賞金王はまだわからない。でも来週も、そのまた来週も全部勝ちたい」と欲張りだ。
コロナによる渡航規制を理由に今年は米二部ツアーの挑戦を来季に持ち越すかわりに、3週後に控えた米「ZOZOチャンピオンシップ」も、「優勝目指して頑張ります!」と、V宣言。

次週、千葉県の「ブリヂストンオープン」にむけて、ここ名古屋からマイカーのハンドルを自ら握って移動。
「今日、負けて2位だったら新幹線にしましたけど。今日は7時間の運転も楽しめそうです」。
途中のサービスエリアで好物のうどんをすするのも、また楽しみだそうだ。

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