ゴルフ日本シリーズJTカップ 2015

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とにかくやり遂げた! 3期目の選手会長もフィナーレ

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選手会長の、2015年も終わった。3期目の“重責”も、「集大成の年にする」と公言して、今年は「選手会長として、最多勝利で賞金王」との公約も掲げて、懸命に走り続けた1年も、金庚泰(キムキョンテ)の独壇場には、そんな池田勇太の気迫も砕けて散った。

年間5勝を挙げた鬼には、このシーズン最終戦を待たずして、2度目の戴冠を譲って悔しさを噛みしめながらやってきた頂上決戦も、最後まで頂点だけを睨み続けたが、石川の横綱ゴルフに阻まれた。

最終日は17番、18番で連続バーディ。何より、上がりホールの内容にこだわる池田は特に、東京よみうりの最終ホールは屈指のパー3でピン左の1.5メートルは、こんなに近くに寄せたといっても、下り傾斜に向かって打つこのスライスラインは下手すれば、2メートルも3メートルも行ってしまうというシビれる状況の中で、繊細なタッチでコツンと距離だけ合わせて打つみごとなバーディ締めに、スタジアム風のグリーンサイドから降り注ぐ万感の拍手を全身に浴びて、本当に嬉しそうに右拳を振り下ろした。

せめて見せ場を作った今年最後の18番グリーンは、今年も出場選手が一同に介す表彰式で、3年連続3度目の登壇を果たして、この1年の感謝の気持ちを満員御礼のギャラリーのみなさんに、例年以上に心をこめて伝えた選手会長。

今のツアーには、あまりにも課題が山積していて、とうとう3期目も幕を閉じようとしているいまでも「やりきった、ということはない」。後悔や心残りが、ゼロになるはずもない状況の中でも何よりスポンサーのみなさんへのおもてなしや、誰よりギャラリーの目線に立とうと精一杯に努めてきたファンサービスや、選手同士のマナー向上も含めて、思いつく限りの手を打ち、「今やるべきことは、3年間でやってきた」との自負はある。

初年度に一番の目標に掲げた、選手との両立も毎年、悪戦苦闘しながら昨年は選手会長として初の日本オープンを制し、今年は8月の「RIZAP KBCオーガスタ」で大会2勝目を飾るなど、「今年はここ最近では一番、まともな1年だったのかな。会長しながら」。とりあえずはここで、一段落置くと決めた20代最後の今年も、どうにかこうにか無事、閉幕した。

その点ではまず、ホっと肩で息をつきながら「来年は30代の池田勇太として、今までとは違うゴルフをしていければいいですね」。ますます円熟味を増していく中で、これからしばらくはゴルフ1本で勝負していくつもりだ。

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