ANAオープン 2015

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孔明と遼が因縁の対決・・・?! 

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輪厚で攻めのゴルフを貫く一方で、冷静な判断力が冴え渡る。ハーフターンで、リーダーボードを見上げて「孔明さんは、ゾーンに入っているか、それに近い感じになっているんだろう」。見抜いていた。この日、61のコース新を出した孔明。石川がちょうど10番ホールを折り返したときに、隣の18番ホールをプレー中だった。

「17番が終わって孔明さんのスコアは13(アンダー)。18番の2打目も、チャンスにつけたと思った。歓声で、バーディパットが入りかけたのだと思った」。
1日11アンダーには驚嘆こそすれ、石川に焦りはなかった。
大爆発しているのは孔明ひとりでこの日、同じ最終組で回った谷口も、マークセンも苦戦していた。

「意外と今日の輪厚は難しいんじゃないか」と、孔明にも惑わされずに、「孔明さんのスコアが単独トップになっても仕方ない。無理してそのスコアを意識する必要はない」と、マイペースを貫いた。

後半から降り出した大雨にも「自分の中では静かにやれた」。水分をたっぷり含んで、重くなったラフにも、臨機応変に対応した。この日の輪厚のグリーンは、「いつも強気で打つ谷口さんでも、上りのパットが届いていない」と、状況判断も的確に「普段より重くなったグリーンに、自分の気持ちのまま本能的にタッチを合わせていけたのが良かった」と4番でも、「5番の上りのイーグルパットも。スピード感も、イメージどおりに打てた。前半のうちに、手応えを感じられた」と、連続バーディを奪ってみせた。

ただドライバーで打っているから、アグレッシブというのではない。「それは、打っている人間の気持ち次第。明日もどんなショットも攻める気持ちでやりたいな」。

17番は、左の木越えのパー5で「あと3ヤード飛んで、林に近かったら厳しかった。何で打ってもギリギリで、緊張しますね」。230ヤードの2打目は、3番アイアンで果敢にグリーンを狙い、手前残り15ヤードまで運んでバーディを奪い、孔明に並んだ。「もしかしたら、リベンジを考えられているかもしれません」と、これまた仰るとおりに昨季のセガサミーカップで、プレーオフに負けた借りを返そうと、もくろむ孔明。
それもお見通しで「孔明さんとはいつも、面白い勝負が出来る」。
アメリカで揉まれてきた石川も認めるパワーヒッター。
「PGAツアーやメジャーのセッティングで通用する選手だから。優勝争いしてるのに、惚れ惚れすることもある。孔明さんとやってると、ワクワクする」と、一騎打ちも大歓迎だ。

敵の観察もぬかりなく、最終日も自分のゴルフを失わない。「他の選手のプレーは最後の最後まで、意識しない。それより1打1打、アグレッシブに打てるかどうか。弱気な自分が出てきたときに、そこを強気にいけるかどうか。そこがまず非常に大事になってくる」。
最終日も攻めまくる。

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