ゴルフ日本シリーズJTカップ 2009

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富田雅哉が首位タイに

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  • 好スタートを切った富田(左)は丸山(右)とのラウンドに「迷惑かけずに済んだ」と安堵した。
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  • 富田(左)の隣で苦しそうにしているのはクラブ契約先テイラーメイドの馬場さん。開会式で、選手たちが受け取った花束を回収したものの、あまりの量に四苦八苦だ。

昨年の初日はトップが7アンダー。どちらかといえば、毎年ハイスコアの戦いとなるツアー最終戦だが今年は1アンダー。これまで今季のツアー23試合を見ても、もっともロースコアとなる幕開けだ。いきなり朝から強い雨、風、そして真冬の冷え込みに選手たちは苦しんだ。

厳しい戦いの中で、今大会初出場の富田雅哉が首位タイで好スタートを切った。3番で4メートルのバーディを奪うと、そのまま前半は危なげなくパーを重ねた。

タフなコンディションは「短い距離なのに、長い番手を持たなければいけないところもあったけど、うまくグリーンを捉えることが出来た」。

身長185センチはツアー屈指の飛ばし屋も、「もっとも雨風の強かった」という14番パー4では170ヤードの第2打で、4番アイアンを握らされたが「しっかり打って、パットできっちり寄せられた」。

賞金ランキング順の組合せで同組となった丸山茂樹にも「迷惑をかけずに上がれましたよ」と、冗談めかして胸をなで下ろした。

18番グリーンサイドで初勝利の瞬間を待っていてくれた田中秀道の胸でむせび泣いたのは、今年4月のつるやオープン。
しかしその師匠は今季、シード権の復活に失敗した。
折しも、来季の出場権をかけたファイナルクォリファイングトーナメントに挑戦中で、弟子の好発進は、何よりの刺激にもなるはずだ。

今年のツアー優勝者と国内のみの賞金ランキングは25位までの選手しか出られない今大会は、今年27人がエントリー。
「とにかく27番目(最下位)にはなりたくないと頑張ってます」。
冗談めかして笑うが、胸に秘めた思いは熱い。
「今年最後の試合。勝ちに来ました」と言い切った。
「お前はいつも、勝つという気持ちが足りない」との師匠の叱咤激励を今こそ生かすときが来た。

会見や囲み取材に応じるたびに、必ず用具契約を結ぶメーカーのブランド名を口にして「今日のスコアはクラブのおかげです」と、それはもう報道陣が呆れるくらいにしつこく繰り返すのは、それはもちろん「いつもお世話になっている皆さんへの感謝の気持ち」から。
恩義に厚い男がいよいよ最終戦で、この1年の恩を一気に返せるか。



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