ゴルフ日本シリーズJTカップ 2006

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藤田寛之「僕から頑張ってください、なんて言えないから」

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昨年の覇者と今年のツアー優勝者と、賞金ランク25位までしか出場できないこの頂上決戦。初日の朝スタート前に行われる開会式。
お揃いのベンチコートを羽織って選手全員が横一列に並び、ひとりひとり名前を呼ばれ、花束が贈られるのがならわしだ。

未勝利ながら、藤田は今年賞金ランク14位(国内のみの獲得賞金)につけた。
2年連続6度目の出場を果たし、この晴れ舞台に立てたことはもちろん光栄だ。

しかし、その一方で「今年の自分のゴルフでそれはどうなんだろう」という気持ちもある。

試行錯誤の1年間だった。
「自分がなりたいスイングイメージとのブレがある」。
その誤差を埋めるために、「もがき苦しんできた」からだ。

「勝てなくても賞金ランクが良いんだから良いじゃない、といってくれる人もいるけれど。周りからのイメージは、ランキングだけの評価だけだったりもするんだけれど・・・」。

自分としては、このまま終わりにしたくない気持ちが大いにある。
「最後、優勝できたらオフはどんなに楽しいか・・・」。

幸い、ここに来て課題のショットが上り調子。
5アンダーの首位タイは絶好のスタートに、「終わり良ければすべて良しと行きたい」と、つぶやいた。

ようやく、今季初優勝を狙う気持ちになれたその一方で、ひとつ気がかりなこともある。
茨城県のセントラルゴルフクラブで、ファイナルQTに挑む師匠の戦いぶりだ。

前日水曜日から始まった来季の出場権をかけた“予選会”の芹澤信雄のスコアが毎日、気になって仕方ないが「僕から偉そうに、『頑張ってください』なんていえないから」。
せめて自らのプレーで、師匠にエールを送る。



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