カシオワールドオープン 2004

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<シード権争いの選手たちにとって、今週は事実上の最終戦!!> 井上忠久が逆転、シード入りへ好発進

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はきはきとした声と、絶やさない笑顔。いつも根っから明るい性格が、井上の最大のウリだ。しかし、数日前まではさすがにヘコんで「ヤケ食いしましたよ~」。

先週、来季の出場優先順位を決めるクォリファイングトーナメントの、サードステージが行われた。いよいよ、12月に迫ったファイナルステージの最後の関門。井上は、それに落選した。

現在、賞金ランク84位。賞金シードのボーダーラインの72位から、ほかの資格保持者をのぞく以下10人は、ファイナルステージの出場権が得られる。現状では、井上にも権利があるが、今週のカシオワールドオープンで失敗したらそれこそ、もう後がない。

井上にとって、まさに正念場のここいぶすきで、初日いきなり3位タイ。

これまでパッティングで悩んでいたが、今週は賞金ランク3位のS・K・ホのエースキャディ、柏木一了さん(=写真上、左)を起用して、グリーン上のライン読みで大いに助けられたこと。
また練習仲間の清水一浩からパッティングに関してよいアドバイスをもらえたことが、好スタートの要因だという。

仮にこのまま井上が今週の競技を終えれば、賞金ランキングも60位台までジャンプアップ。
一気に逆転初シード入りの可能性も、出てきた。

この日、井上の18ホールをついて歩いたコーチの堀尾研仁さん(=写真下、右)はこれでひとまず会場を去る。
それだけに、後に残す教え子が気がかりで、ホールアウト後は大喜びする井上の肩を思わず抱いて、こう諭していた。

「調子に乗ったらダメだぞ。いいか、今週どうにかしよう、なんて欲は出すなよ。なんとか順位を上げて、ファイナルQT。最終日まで、そういうつもりでやるんだぞ…」。

堀尾さんが懸念するように、良くも悪くも「お調子者」(井上)。本人もそれがわかって、「本気になるのは、最終日のハーフターンでこの位置にいられたら、にします」と、いったんは慎重さを見せたが…。



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