カシオワールドオープン 2002

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いずれも逆転には今週の優勝が条件だった、佐藤信人と片山晋呉

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最終戦を待たず、賞金レースに決着がついた。
ランク2位の佐藤は翌月曜日、米ツアーの予選会のため渡米するため、今週が自身の最終戦。谷口を抜いて逆転賞金王の座につくためには、今週の優勝が、最低条件だった。
最後のチャンスに賭けたが、この日最終日はパットが決まらず、33位タイに終わった。

片山は、9位タイに入り、開催前の4位から3位へと、賞金ランクを上げたが、依然として谷口との差額は開いたまま。
もし、次週の最終戦で優勝しても、届かない。


谷口の初の賞金王が決まった。

「最後は、尻すぼみだったけど、この1年、良い年だったといえますね」と振り返ったのは佐藤だ。
今回と同じ顔ぶれ、谷口、片山と賞金レースを争ったのは、一昨年前のこと。
またしても、最大のチャンスを逃したが、「このクラスの選手たちと再びトップを争えたことは、とても幸せでした」と、悔いはない。
「今回は、最後まで自分の調子を上向かせる努力をしたし、前回のように、自分を追い込むことなく、最後まで、ゴルフを楽しめたから…」


片山も、満足げな表情を浮かべる。
「技術的にも、精神的にも年々強くなっている、と感じられる。総合的な力がついている、と思える自分が嬉しい」
この日69のラウンドにも、かなりの手ごたえを掴んでいるようで、「来週は、勝ちに行って、勝つつもりです」と、言い切った。


そんな2人が、揃って谷口への賛辞の言葉を口にした。
佐藤が、「データが示すように、全ての面で安定していて、世界に出て行っても恥ずかしくない、オールラウンドプレーヤー。賞金王にふさわしい人」と誉めれば、片山は「非常にガッツがありそれをスコアに結び付けているのが、谷口さん。全ての面で他を上回っていたからこその結果じゃないでしょうか…」。


結果はさておき、今年も、最後までジャパンゴルフツアーを盛り上げたこの3人。
来シーズンからのさらなる活躍が、今から目に見えるようだ。

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