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チーム・たつひこ、ただいま合宿中!!

左が市原たつひこ、右が先輩の髙橋たつひこ。“Wたつひこ”がただいま合宿中…!!
漢字こそ違うが、同じ名前を持つツアーメンバー2人が2月25日(月)から、宮崎県のフェニックスカントリークラブで今年2度目のキャンプ・イン。

さらに同じ所属先ということもあり、意気投合して以来、兄弟のような付き合いを続けている髙橋竜彦と市原建彦。男子ゴルフの“たつひこ・コンビ”が開幕に向けて、徐々にペースを上げている。

ほかのプロを誘い合わせて現地入り。朝はトレーニングから始まって、芝の上から打てる広大な練習場で打ち込み。いざラウンドでは本番さながらの「真剣勝負」を繰り広げ、試合勘を養う。

先月末の第1回目の合宿では谷口徹を交えて、大いに盛り上がった。
その技の数々もさることながら、いつも2人が目を見張るのは賞金王の「緊張感」という。

「たとえ、それが練習であっても谷口さんは目の前の1打に手を抜かない。僕らとのラウンドでも、いつだって真剣で。本気で悔しがるし、本気で喜んでいる。常にそういう“本気の1打”を打っているから、実際の優勝争いでも強い」と、髙橋は舌を巻く。
合宿は、その谷口に引っ張られる形で日に日に熱を帯びていくという。

トーナメント形式のラウンド後はまた練習場で打ち込み、トレーニングとストレッチでクールダウンして一息ついたら、再び全員集合の反省会だ。
互いに長所や弱点を指摘しあい、翌日のラウンドに役立てるという。

市原は、この宮崎合宿の直前にタイ・バンコクでも合宿を行ってきたばかりだ。
立て続けの遠征で、自らにムチを打つ。

「市原は基本的にサボり魔だからね」という先輩・髙橋の言葉どおり、「もともと、家にこもってDVDを見ているほうが好き」という市原には、まずは環境を変えて、仲間とともに刺激を受けあう中にこそ「上達の鍵がある」。
切磋琢磨の毎日だ。

米ツアーのアダム・スコットが市原を指して「彼はスーパープレーヤーなんだ!」と感嘆の声を上げ、再会を喜んだのは、昨年11月の三井住友VISA太平洋マスターズ。
茨城県の水城高3年の96年に世界ジュニアを制し、プロ4年目の2000年にはアジアンツアーのタイランドマスターズでプロ初勝利をあげた逸材も、国内ではまだツアー1勝。

スコットに「で、今はどうしているの?」と聞かれてすぐに応えられなかった。
昨年はランク92位にとどまって、賞金ランクによるシード権すら確保できなかったのだ。
それだけに、このオフは特に気合が入っている。次はぜひ、胸を張って再会といきたい。

「僕も去年は優勝できなかったし、今年はぜひ市原と2人でツアーを盛り上げたい」と、後輩の肩を叩いたのはツアー2勝の髙橋。
2人の目標は「打倒・谷口徹」だ。
「谷口さんに勝てば、かなりの位置にいけるから」。
また今年は、石川遼のデビュー元年でもある。
「遼くんを見に来たお客さんに、僕らのゴルフを見て凄いと思ってもらえるように・・・」。
“チーム・たつひこ”が、16歳に負けじとただいま合宿中・・・!!

  • 先月の宮崎合宿。谷口から熱心な指導を受けて、市原(左)の表情も真剣そのもの!!
  • ラウンド合宿はいつも真剣勝負!! 「谷口さんのように、練習でもいつも本気の1打を打つことで、試合勘を養う」と髙橋(左)

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