記事

JCBクラシック仙台 2006

今週も販売中!ジャパンゴルフツアーのサポーターズバッヂ

今週の開催コース、表蔵王国際ゴルフクラブのクラブハウス前。ズラリと並んだ“缶バッヂ”を指差しながら、QT組の選手が足を止めてポツリと言った。
「・・・来年は、僕の名前もここに飾られるようにしたいな」。

今年からチャリティ販売を始めたジャパンゴルフツアープレーヤーのサポーターズバッヂは、ほぼフル参戦できるシードメンバーのものしか作られていない。

だから、出場予選会のファイナルQTから出場している選手たちの名前がない。
悔し紛れに「・・・いっそ自分で作って売っちゃおうか」と、冗談を言う選手もいるほどだ。

しかし、そんな選手たちにもチャンスはある。
たとえば、豪州のウェイン・パースキーや武藤俊憲は、いずれも今季QTからの参戦だった。

今季初めにはバッヂの販売が予定されていなかった選手だったが、パースキーは開幕戦の東建ホームメイトカップで、武藤はマンシングウェアオープンKSBカップで、それぞれ初優勝をあげたことできゅうきょ、追加生産。
勝った翌々週には、“ツアーチャンピオン”のカテゴリーである赤色のバッヂが並んだ。

晴れてシード選手の仲間入りをした武藤は、さっそく自分のバッヂにサインを書いてアピール。
「・・・でも、まだぜんぜん、売れてない。まだまだ認知されていないのかな」とこぼした矢先、武藤のバッヂを持ったギャラリーにサインを求められた。

300円のチャリティを直接受け取って、「ありがとうございます!」
売り上げ第一号に喜んだ。

今週、その武藤は残念ながら予選落ちしてしまったが、「もっともっと、顔を覚えていただけるよう・・・優勝争いに絡んでいきたいと思います!」と、気持ちを新たにしていた。

選手たちすらその売り上げが気にかかる、サポーターズバッヂの収益の一部は、「社会貢献チャリティー募金」として積み立て、年末に関係機関や施設等へのチャリティを予定しています。

もっとファンのみなさんとの交流を! そして、もっと社会貢献を・・・!!
そんな選手の気持ちがいっぱい詰まったバッヂを胸につけて応援してください。

バッヂの色分けは、対象となる95人のシードメンバーのカテゴリー別に全8色。
内訳は、以下のとおりとなっております。

1.黄色・・・賞金ランキング1位(3人)
2.灰色・・・メジャー優勝者(16人)
3.橙色・・・永久シード、WGCなど(14人)
4.赤色・・・04、05、06年のツアー優勝者(20人)
5.青色・・・06年度賞金ランキング順位(12人、上記1〜4をのぞきランキング上位者)
6.スカイブルー・・・06年度賞金ランキング順位(12人、上記1〜4を除きランキング゙上位者)
7.水色・・・06年度賞金ランキング順位(13人、特別保障制度・アジアンツアーなど)
8.緑色・・・05年度チャレンジ上位(5人)

関連記事