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住建産業オープン広島 2000

田中秀道が、腰痛のため棄権

先週から出ていた腰痛にとうとう耐えきれなくなり、「このまま無様な姿をさらすよりは…」と、八本松を後にした

 「痛みというより、腰の回転がしにくくて手でコントロールできれば、と思ってやっていたけど、そううまくもいかなくなった」と、田中秀道が先週から患っていた腰痛のため、1ラウンド終了後、棄権を決めた。
 田中は、8月17日からのメジャー最終戦、全米プロに招待を受けており、「今後のスケジュールのことも考えて、無理をせずに大事を取らしていただくことにしました」と話した。

★田中秀道の話
 「今週は、地元での大会ということで、いい仕事がしたいと思っていたのですが、痛めた腰の状態が思わしくなく、このままプレーを続けても広島のみなさんに無様な姿をさらすだけ失礼だと判断し、棄権を決めました。
 地元での大会ということで、トレーナーには『しばらく休んだほうがいい』といわれながらも、ぜひプレーしたいと思って出てきたのですが、そう無理を言ってもいられない状態でした。今日はラウンド中、ファンのみなさまの体が動かない切なさみたいなものも、出てきてしまいましたからね。
 申し訳ないんですが、来週も様子を見ながら、8月の全米プロには万全の状態で渡米したいと思います。それで、いい意味での切り替えにして、その分、またこのあとの試合で会場を沸かせられるようにしたいと思っています」

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