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カニトップ杯チャレンジトーナメント 2007

ジュニア育成にも精力的な杜の都ゴルフ倶楽部。

カニトップ杯チャレンジトーナメント最終日に、地元の子供たちが集まってのゴルフ体験会が行なわれた。
7時30分に集合した小学校1年生から中学校1年生までのキッズ11名は、準備体操のあとスナッグゴルフを活用してのパット、チップショット、ピッチショットなどを体験。

ゴルフの基礎を学んだあとは、トーナメントで優勝を争う選手と手を繋いでティグラウンドに導く、キッズエスコートにも参加した。子供たちはやや照れくさそうだったが、ティグラウンドでプロの迫力あるショットを目の当たりにして、「すごい。ナイスショット。」と感激した。

プロとの触れ合いのあとには、スナッグゴルフによる実践コースプレーも体験。クラブハウス前の空き地に、ロープで囲った2つの特設グリーンを作り、カート道路を挟んで練習グリーン横からティショットを放ち、パー3やパー4など、創造性の高い臨時のコースを子供たちが思い思いに設定して、カート道路にワンバウンドさせてグリーンオンさせる子や、ダイナミックにフラッグを狙って惜しくも跳ね返ってホールインワンを逃したりと、ゴルフ本来の楽しさを満喫した。
そしてプロ選手による白いボールのゴルフ指導も行われ、小野貴樹、貴田和宏、諸藤将次の3選手が指導にあたり、親切丁寧なプロのレッスンに、子供たちはメキメキ腕を上げ上達した。

杜の都ゴルフ倶楽部では、このような活動の他に、定期的なジュニア教室も開催しており、地元出身の沼沢聖一プロが講師を務めている。
更に、この数年での活動の集大成といえる「杜の都ジュニアオープンゴルフ選手権大会沼沢聖一カップ」 (社団法人日本ゴルフツアー機構など後援)が8月19日(日曜日)に、ここ杜の都ゴルフ倶楽部で開催される。

<沼沢聖一プロ>
1945年宮城県仙台市生まれ。
14歳で初めてクラブを握り、1年でハンディ7に上達。高校卒業までに関東ジュニア3連勝、日本ジュニア2連勝を飾り、日本大学在学中は日大王国を築いた。
1968年にプロ入りし、1975年の沖縄オープンで初優勝。42歳で現役を退きテレビ解説や執筆活動を続けるかたわら、故郷でのジュニア育成(仙台・杜の都キッズゴルフスクール校長)などの活躍を続けている。

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