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セガサミーカップゴルフトーナメント 2006

現在、ドライビングディスタンスでも堂々の1位、台湾の葉偉志(よういし)が単独首位

560ヤードの18番パー5。残り220ヤードの第2打は、5番アイアンでみごとグリーンをとらえた。ピン8メートルに乗せて、楽々のバーディフィニッシュ。

3番と18番で計測中のドライビングディスタンスでも、平均310ヤードを記録して現在トップ。
「今週は特にドライバーの調子が良いんです」。
その言葉どおり、強風が吹き荒れるこの日3日目のコンディションもものともせずに、飛んで曲がらないショットで単独首位に躍り出た。

やはり北海道で行われているANAオープン。
2003年に、あのジャンボ尾崎を逆転で下した。
「北海道の芝が、以前やっていたヨーロッパと似ているから・・・」。
やはり強風が吹く台湾出身の葉には、北海道の風も気にならない。

今大会と8月のサン・クロレラと、9月のANAオープンと。今年から設定された『ゴルフ北海道スイング』は、この道内3試合で全勝すれば、1000万円が贈られる。

このビッグボーナスを手にするには、このセガサミーカップに勝つことが第一歩となる。
「もちろん、そうなったら嬉しいですが・・・。まだまだ、勝負はどうなるか分かりません」とポーカーフェイスでサラリとかわした。

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