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UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ 2006

室田淳が単独首位

50歳が、難コースで一時8アンダーの快進撃。この日初日は30℃を越える暑さも、ものともしない。「オクラホマに比べたら、ぜんぜん涼しいからね」。
先月、出場した全米プロシニア選手権は、連日気温35℃を超えていた。

あまりの酷暑に、大会初日には日本シニアツアーの賞金王の三好隆が病院に運び込まれたほどだった。
室田は、それほどの過酷な4日間を戦い抜いて14位タイにつけたばかりか、トンボ帰りをして翌週の日本ツアー、JCBクラシック仙台にも出場。

どんなにハードなスケジュールになろうとも、「いま、ゴルフがしたくて仕方ないんだ」と無邪気に言った。
昨シーズンは、パッティングの調子を崩して、賞金ランク63位と低迷した。
昨年末には長尺パターを握ったり、試行錯誤の末にようやくフィーリングが取り戻ったいま、「去年の借りを返したい」と、やる気満々。

上がりの17番でセカンドを池に入れてダブルボギー、18番は3パットのボギーにして5アンダーまでスコアを落としたが、「這ってでも頑張る」と執念を見せた。

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