第11回大会のマスコットガール、山田優さんはこのハレの日に、同じ沖縄県出身で親友の宮里藍選手から譲り受けた“藍オリジナルモデル”のドライバーを持参。
本番までに何度も練習場に運んで準備万端、始球式に備えたのだが…。

一発目はみごとにカラ振り！
ショックのあまり、思わずその場にへたり込んでしまった山田さんの背後で、大合唱が始まった。

「優！　頑張れ、もういちどチャレンジだ！」
「優ちゃん！思い切り振り切って！」
「大丈夫、俺たちがついてるぞ〜！」

「…みなさんの声援がとても心強く、2度目はどうにかうまくボールに当てることができました！　実際はカラ振りをしてしまったし、欲を言えば、もうちょっと飛ばしたかったけど、でも今日のショットの出来は80点といってもいいかな？！　これから、ゴルフにハマりそうです！」（山田さん）。

2回目のトライはみごとフェアウェーをとらえ、これを合図に華やかなムードでゲームは始まった。

この始球式のほかにも、両軍の応援やチャリティオークションなど1日中、大活躍だった山田さん。
この日あいにくの曇り空にも、大いに華を添えてくださった。

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