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ジョージア東海クラシック 2003

日本ゴルフツアー機構・競技運営ディレクター 遠藤誠

今年も、伝統と歴史の三好カントリー倶楽部で、選手たちの熱い戦いが始まります。
コースは、ここ数年、毎年のように改造が加えられてきましたが、今年のいちばん大 きな変更点は、な んといっても18番パー4です。ティインググラウンドを後方に新設し、昨年までより 30ヤード距離が伸 びました(465ヤード)。

三好カントリー倶楽部は、あがり3ホールがキーポイントです。もともと、16番、17 番、18番は終盤の 難所として選手たちも警戒を強めるホールでしたが、距離が伸びたことでいっそう難 易度が増すことは 間違いありません。優勝争いをしている選手たちにとっては、クライマックスでさら なるプレッシャー がかかってくることでしょう。

コース全体のセッティングは、グリーンが3.8ミリ、フェアウェーが13ミリ、ラフは 100〜150ミリに設 定されています。昨年は例年以上にラフが生い茂り、選手たちを苦しめました。今年 は夏の天候不良の 影響で、それほど厳しくはないものの、それでも一筋縄ではいかないでしょう。

加えて、アンジュレーションの強いグリーンも選手たちを悩ませる要因のひとつ。 コース管理のみなさまの日々のご努力により、毎年、すばらしいコンディションを提 供いただいていま す。おかげで選手たちも、思い切って攻めのゴルフができる一方で、もともとの構造 上、フェアウェー 幅をそれほど広く取れないこともあり、通り一辺倒の攻めを許してくれるほどコース も甘くはありませ ん。より正確なショットを目指し、攻守のメリハリをしっかりとつけた選手に、三好 の女神は微笑みか けることでしょう。

ファンのみなさまには、この難コースをトッププレーヤーたちがどう攻略するのか、 1ショット1ショッ ト、選手の気持ちになってプレーをごらんいただくと、より緊張感が伝わってくるの ではないかと思い ます」

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