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日本オープンゴルフ選手権競技 2001

「13番のダボ、あれでリズムが悪くなったかな」

前日首位の白浜育男は3位タイに後退

 通算7アンダー、首位を走っていた白浜が、13番で大トラブルだ。
 ドライバーでのティショット、「入れても左ラフにしよう、と思ったのが、力んでショットを壊してしまった」と右ラフへ。
 そこから第2打は、ラフに食われ、今度は左のフェアウェーバンカーへ打ち込んで、「そのラフからのショットで、力んだまま」打ったバンカーショットは、再び、グリーン右奥のバンカーヘリに。
 さらに、アドレスがしっかり出来ない位置からのリカバリーショットもミスして、次は隣のバンカーへ打ち込んで、6メートルのボギーパットが決められずダブルボギー。
 通算3アンダー、3位タイに沈み、「あれで、リズムを壊してしまった」と肩を落とした。

◆ 白浜のはなし
 「13番はそれぞれのショットをちゃんと建て直して、打てばよかったんだけど・・・あのダボで、リズムを崩してしまったかな。
 それまでは、ショットのミスもまずまずのアプローチでしのいだり、うまくつないでいたんだけどね・・・。13番のあと、15番から18番まで、タフなコースが続き、あの4ホールで、バーディチャンスを迎え続けることは、非常に難しいんだ。
 ここでも、パーを拾うゴルフを、と思いながらやっていたんだけど、今日は思うようにできなかったね。
 やっぱりね、ひとつリズムを崩すと、バック9でズルズルと行っちゃうんだ、ということはわかっているから。ひとつのミスからの悪い流れをどこで断ち切るか、ということを今週は常に念頭におきながら、やってたんだけど・・・。今日は、それができなかったのが残念です。
 それと、あとはパッティング。今は、いかに自分の勘を大事に、感覚を磨いていくかを第1条件において練習しているんだけど、やっぱり今日は、構えてから考え込んじゃって・・・。打つまでの時間が長くなったりしているようです。
 今日は、これからショット、パットの建て直しを重点において、練習しなおして、明日に臨みたいですね」

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