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日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップ 2005

今週の注目選手・真野佳晃過去2年間の宍戸ヒルズのスコアアベレージトップ!

茨城県友部町にある宍戸ヒルズカントリークラブで迎えるのは、これが3年目となる日本ゴルフツアー選手権。この2年間、通算8ラウンドで、オーバーパーを打ったのは昨年3日目(75ストローク)だけ。2番パー5と7番パー3の2ホールで平均ストロークトップ、さらに18ホール通算のスコアアベレージも70.250ストロークと、抜群の相性を誇るのが真野佳晃だ。

丈高い木々でセパレートされたホールに、自然のハザード、深いラフがますます難易度を高めている宍戸ヒルズが「僕は、大好きなんです」と、言ってのける。

「距離があり、ラフは長く、グリーンにはアンジュレーションがある。ちょっとのミスもすぐにボギーにつながって、その中で72ホールをいかに耐えて、気を抜かずにやれるかが問われている。良いショットを打てばよい結果につながるし、ミスすればちゃんとペナルティがついてくる。
技術と、パワーと、心と。自分の持っているものすべてフル活用してのぞまないと、コースに負けてしまう。すべての面で高いレベルを要求されているコース。やってて、とてもつらいんだけど、とても楽しいし、面白い! 毎年、ここを訪れるたびに、自分に足りないものを実感したり、この1年でレベルアップした部分を実感できたり・・・。宍戸は、まさに“メジャー”をやるにふさわしいコースだと思うんですよ」(真野)。

一筋縄ではいかないコースだからこそ、ツアープレーヤーとしてのプライドが大いにかきたてられる。高い技術力と精神力が問われるこの舞台で、「今年もひと暴れしたい」と、威勢が良い。

選手の間でも、そのゴルフ理論には定評がある。
真野がひとことアドバイスを送っただけで、翌日にはその選手が優勝争いに絡んでいた、なんてことはしょっちゅうだが、いつまでも、他人の活躍に指をくわえてばかりも悔しい。

シード2年目。大好きな宍戸で今年こそ、自分が主役になりたい。

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