記事

NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2001

「つわものたちが、いない間に…」(首位の桧垣豪)

 6アンダー、単独2位からスタートしたこの日2日目は、6バーディ、1ボギーの67でまわり、「僕がボギー1個にとどめるなんて、稀に見ることですよ」と、桧垣は目を丸くした。

 つい最近まで、ショットの不調が続き、「シャンクみたいに、真右に飛んでいくこともあった」というほど、ひどい状態のころもあった。
 だがそれも、今週から使い始めた新しいドライバー『プロギアスピードチタンTR』のおかげで、「右の視界から消えるボールがなくなりました」と、復調傾向にある。
 豪州のコーチ、ケン・バーン氏とファックスでやりとりするショットの課題も、徐々に減ってきた。

 「コーチが特に言うのは、ショットでもパットでも、グリップに力が入りすぎると、インパクトで体が止まってしまうから、できだけ柔らかく握るように、ということ。その点に気をつけながら回ると、だんだんヘッドが走るようになってきました。気分的にも、リラックスして回れますしね」

 通算11アンダー、単独首位で予選を終えた桧垣が、「“つわものたち”がいない間に、頑張りますよ」と意気込んでいる

    関連記事